夏バテには入浴がおすすめです

残暑お見舞い、申し上げます。

毎日暑い日が続いておりますね。
世界的にも平均気温が世界的に高くなっているそうです。
更には、今年は台風の当たり年で、現時点ですでに10号まで発生していますね。
このように高温や台風が原因で、自律神経が乱れています。

自律神経について

自律神経は名前のごとく本人の意思に関係なく、身体を最適な状態に保つために24時間働いています。

自律神経には2つの種類があります。
一つは交感神経、もう一つは副交感神経です。
これらの神経を交互にうまく切り替えることで、身体は常に最適な状態を保つことができるのです。
例えば仕事や勉強に集中するときは、交感神経が優位になり、いわば臨戦態勢になって活動します。
反対にお家でくつろいでいたり、眠る時は副交感神経が優位になって、リラックス状態になっています。

ところが今年のような気候で、自律神経が乱れてしまうと、常に交感神経が優位になってしまいます。すると良質な睡眠が得られなかったり、頭痛など体調不良な状態が発生してしまいます。

入浴のススメ

でも、多くの方は、夏の暑い季節は湯上り後にカラダが火照ってしまうのを嫌がります。そしてついついシャワーで済ましてしまいます。

シャワーは高い温度で強い水流で身体を洗うため、表面の血流のみがよくなってしまいます。その結果、交感神経が優位になってしまいます。
ところが湯船での入浴はぬるい温度ですと、身体の芯まで温まるます。そして副交感神経が優位になり、グッスリと眠れます。
朝の起床時にはシャワーでしゃっきとウォームアップする。そして夜は入浴でクールダウンするように、うまく使い分けれらるといいですね。

なお、からだの火照りを抑えるのはメンソール系の入浴剤を利用するといいですよ。湯上り後、ひんやり感を感じられるので是非お試しください。

Picture of 河田 一晃

河田 一晃

Kazuaki Kawada