
人の心理の1つに「正常性バイアス」というものがあります。
これは、心理学用語ですが、近年は、主に災害関連の報道などで耳にする機会が増えました。
正常性バイアスとは、非常事態が起きているにもかかわらず、「大したことじゃない」「自分は大丈夫」と、まるで正常の範囲内かのように捉える働きです。
日常に感じる不安や恐怖を軽減したり、ストレスから心を守ったりするメリットがあります。
しかし、リスクを過小評価してしまう点は、要注意です。
これが災害時だと、本当に命取りになることがあります。
避難が遅れたり、危ない場所の様子を見に行ったりする行為につながるので注意しましょう。
なお正常性バイアスは、災害時にだけ問題になるわけではありません。
ビジネスの場面でも、課題を過小評価して対策が遅れたり、ブラック企業で働いていても、「これくらいは、普通」と思い込んで、我慢してしまったりするケースなど、色々あります。
精神的安定のためのメカニズムですが、問題を引き起こす場合もあるので注意してくださいね。
