
化膿性爪囲炎とは?
化膿性爪囲炎(ひょう疽)は、ささくれを引っ張ってできた小さな傷などが細菌に感染し、発症する病気です。
手荒れのひび割れや、爪を噛む癖があるお子さんに起きることがあります。
症状は、急速に進行し、指先が赤く腫れ、脈打つようにズッキン、ズッキンとした痛みが特徴です。
少し触れただけでも激痛を伴い、爪の周りには白い膿が透けて見えることもあります。
化膿性爪囲炎の治療
治療には、細菌を抑える抗生物質の内服と外用薬が用いられます。
痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤の内服が処方されることもあります。
膿が溜まっている場合はには、清潔な針で患部に小さな穴を開けて膿を出す処置が必要です。
これらの治療は、医療機関で受けるようにしましょう。
日常で気をつけること
ささくれなどの小さな傷は、長時間絆創膏で覆わないようにしてください。
絆創膏で密閉すると皮膚がふやけ、中で菌が繁殖しやすくなります。
通気性のよいガーゼで保護するのがよいでしょう。
似た症状を起こす病気
化膿性爪囲炎と似た症状の、ほかの病気もあります。
症状が見られた場合は、自己判断せず、皮膚科を受診しましょう。
★ヘルペス性ひょう疽
細菌ではなく、単純ヘルペスウィルスが原因で、抗ウイルス薬の治療が必要です。
★カンジダ性爪囲炎
慢性的な湿疹を繰り返し、爪の変形を伴うことがあり、抗真菌薬での治療を行います。
