
これまでに鳥肌が立った経験がない方は少ないと思います。
しかし、鳥肌がどういうメカニズムで立つかご存じの方はあまりないでしょう。
私たちの毛穴には「立毛筋」というとても小さい筋肉があります。
この立毛筋が縮むと毛が立ちあがり、それと同時に毛穴が立ち上がり、それと同時に毛穴のまわりの皮膚も持ち上がってボコボコしたように見えるのが鳥肌です。
立毛筋は意思とは関係なく、交感神経の変動によって動くのが特徴です。
鳥肌が立つよくあるケースである「寒い時」は、寒さによって交感神経が刺激されることで起こります。
恐怖を感じた時も同様です。
動物が冬に毛を逆立てて空気層を作り、温かさを保ったり、敵に身体を大きく見せるために毛を逆立てたりするのと同じで原始的な反応ですが、人間はすでに毛が退化しているので、特に効果はありません。
音楽でも鳥肌が立つ方がいて、こちらはまだメカニズムがはっきりと分かっていませんが、鳥肌が立つタイプの人の脳は、聴覚神経線維がより密集しており、更に脳の聴覚を司る部分が強く紐づいていることが分かっています。
